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3年生の愛媛県立高校入試制度が変わります

愛媛県教育委員会より

特色入学者選抜の導入について(令和7年度県立高等学校入学者選抜から導入)

令和7年度県立学校入学者選抜等関連情報

R6松前中日記

人権・同和教育参観日

2024年11月21日 15時11分

 1年生は5・6校時、2・3年生は5校時に、人権・同和教育参観授業を行いました。

 1年生は、「いじめをなくす学校づくりについて、愛媛県内の学校が行っている取組を知ることで、生活の中に見え隠れするいじめを主体的になくそうとする実践力を育てる」ことをねらいとして、「いじめSTOP!デイplus」を視聴し、いじめをなくそうとする気持ちを育みました。

 2年生は、「人間としての誇りや尊厳を守りぬこうとする姿に共感させ、差別を許さず、差別をなくしていこうとする態度を育てる」ことをねらいとして、「渋染一揆」を教材にして、不当な差別に憤りをもち、「人間らしく生きたい」と闘った人々の思いに触れ、差別や偏見をなくそうとする意欲を高めました。

 3年生は、「差別の現実に立ち向かった登場人物の心情を深く考えさせることによって、自分たちが生きる社会をより良いものにするために、主体的に行動する実践力を育てる」ことをねらいとして、「小春日和」題材にして、自分たちと同世代の中学生の妹「康代」が差別に果敢に立ち向かおうとする姿に共感し、決して他人事ではなく自分のこととして考えようとしていました。

 5・6・9組は、「パラスポーツの特性や意義を知り、障がいの有無に関わらず、全ての人が生き生きと生活できる社会をつくろうとする姿勢を身に付ける」ことをねらいとして、「ボッチャ大会」を行いました。

 いじめや差別について正しく知り、いじめや差別に出合ったときに正しく行動できる心情を養うことができた意義深い参観授業になりました。

 本日はお忙しい中、御来校いただきました保護者の皆さま、ご来賓の方々、誠にありがとうございました。

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人権集会

2024年11月21日 13時32分

 4校時に「人権集会」が人権委員の企画、運営のもと行われました。

 今回の集会は「どうしたら普段の生活の中で『心のバリアフリー』を進められるか」をテーマに行いました。

 はじめに、「自分たちが使った椅子を片付けずに前の客が立ち去ったあとのレストランに、車椅子に乗った人がランチを食べようと入ったらどういう気持ちになるか。」ということを、実際に車椅子に乗った生徒と、それを見た生徒の立場から考えました。会場からは様々な意見が出され、また、車椅子体験をした生徒からも「使った椅子を片付けてほしかった」という意見が出されるなど、車椅子を利用している人の気持ちを深く考えることができました。

 次に、「杖をついた人が電車に乗ってきたとき、目の前に座っている人はどのような行動を取るべきか」について、会場にいた生徒が「目の前に座っている人」の役になり、これも「実際に体験した立場」とそれを「見ていた立場」から考えました。これも様々な意見が出され、障がいのある人への接し方について熟考することができました。

 さらに、杖をついていた人から「私は座ってしまうと、立ち上がるまで時間がかかるからあえて立っているんだ」という言葉が出ると、全校生徒の考えが変わりました。障がいのある人に対する「ステレオタイプ」だけで物事を見てしまうことの危険性についても考えることができました。

 最後に本校の特別支援学級に所属する生徒からの発表がありました。

 この生徒は生まれつき両腕に障がいがあり、その障がいと向き合って生きてきた生徒です。

 この生徒の「人権作文」の発表がありました。

 障がいに向き合い、自分でできることが増えてきたこと、家族が支えてくれること、そして仲間が支えてくれること…。

 最後に出てきた「ありがとう」という言葉には、この生徒の「本物」が詰まっていた気がしました。

 幾万の理論を重ねるよりも、何百の本を読むよりも、彼の話、作文には、訴えるもの、伝わるものがありました。

 会場の空気が一変したのを感じました。

 筆者も、感動で涙が止まりませんでした。

 勇気を出して「自己を開示」してくれた彼の勇気をたたえずにはいられませんでした。

 彼の発表から、多くを感じ、多くを学ぶことができた松前中学校生は幸せだと感じました。

 総じて、「本当の人権とは何か」を肌で感じることができたすばらしい人権集会になりました。

 人権集会を企画・運営してくれた人権委員の皆さん、勇気を出して「自己開示」して松前中学校生にたくさんの感動を当ててくれた特別支援学級の生徒、本当にありがとうございました。

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