2時間目の渡り廊下に、緑色の水草を入れた試験管が多数置かれていました。すぐそばの理科室では、2年生が光合成の授業をしています。どうやら、この2年生は、試験管の条件をいろいろに変えて実験を行い、光合成に必要な条件を絞り込んでいくようです。
一般に、理科の実験では、「調べたい条件」だけを変えて、それ以外は全部同じにします。これをやると、何が結果に影響したのかがはっきり分かります。このことを「対照実験」というそうです。
知っている知識を基に予想を立て、「違い」に注目して必要なことを絞り込んでいく考え方は、生活の中でも十分に生かせますね。

7月8日(火)6校時、3年生を対象に「税の意義や役割を正しく理解する」ことを目的として、松山税務署の方々を講師にお招きして、租税教室が行われました。
○ 税金には、所得税、法人税、酒税、住民税、ゴルフ利用税など、約50種類の税金があること。
○ 税金の分類として、国税と地方税があり、地方税には都道府県税と市区町村税があること。
○ 日本国憲法の定める国民の三大義務は、「納税の義務」、「子どもに普通教育を受けさせる義務」、「勤労の義務」であること。
などについて学びました。
その後、「所得がの違う4家庭が住む町に橋を架けることになったとき、それぞれの家庭はいくらずつ負担すればよいか」というテーマでグループワークが行われました。
○ 所得の割合に応じて、負担すればよい。
○ 金持ちがすべて負担すればよい。
○ 金持ちは負担せずに、他の家庭で負担すればよい。
○ 全家庭が公平に負担すればよい。
などの意見が出され、大いに盛り上がりました。
税について正しく知り、税の意義や役割を理解することができた、とても有意義な時間になりました。
3年生のみなさん、今日の租税教室を「高校入試」に、そして「これからの生活」に生かしていきましょう。
大変お忙しい中、御来校いただき、御指導いただいた松山税務署の3名の方々、本当にありがとうございました。



