第76回全国植樹祭200日前記念「えひめ山の日の集い」記念式典
2025年10月25日 12時12分10月25日(土)11時から、第76回全国植樹祭200日前記念「えひめ山の日の集い」記念式典が松前町の商業施設で行われ、松前中学校から3年生の園芸委員3名が参加しました。
「苗木のスクールステイ参考生徒からの愛レター」のコーナーでは園芸委員の1人が「愛レター」の発表を行いました。
私は、植樹は私たちの未来を守ることだと考える。木は地球環境を守ってくれたり、騒音や空気の汚れを吸収してくれたり、私たちが住みやすい環境をつくってくれたりする。それだけでなく、伝統や文化を伝え、芸術や学びの場を提供してくれる。そんな機能をもった森林は、私たちが生きていく中で切り離すことができない。
松前町の特産品である「珍味」は、地元で捕れる新鮮な小魚が素材となる。松前町の海で捕れる小魚は森林豊かな山から栄養が運ばれて育つ。私たちの町には森林はほとんどないが、森林からの恩恵を受けている。私は「森林を守る」という意識をしっかりと持つ必要があると考える。
そのために、私は愛媛県で行っている植樹活動に参加することや家や学校で育てている苗や花を大切に育てることなど、まずは身近にあることから始めてみたらよいのではないかと思う。私一人では小さいことかもしれないが、松前町民がみんなでやれば大きくなる。環境を守ってくれる森林を守ることは私たちの住むところを守ること、そして未来を守ることだ。だから、私はできることを続けていきたい。
と堂々と愛レターを読み上げました。
その後、9月初旬から園芸委員が育ててきた苗木を町長さんに渡し、町長さんが記念植樹をしていただきました。
園芸委員のみなさん、すばらしい発表を、そして、それに至るまでの一生懸命な活動を本当にありがとうございました。
「Think Globally Act localy(地球規模で考え、身近なことから行動する)」
という言葉がありますが、できるところから、できることから環境保全に取り組んでいきたいですね。