2年生の理科の授業は、「化学変化の前後で質量が変化するか、発表を聞いて結論を出そう」という学習課題で行われていました。
前回の授業で化学変化の前後で質量が変化するかどうかを調べる実験を3種類行いました。
そして、「化学変化の前後で質量が変化するか」それとも「変化しないのか」について考察しました。
本時は、班ごとにホワイトボードに発表資料を作成し、「屋台村方式」で発表を行いました。
これは、4人班の中の2人が「発表班」、2人が「取材班」に分かれ、「発表班」は発表を繰り返し行い、「取材班」が2分ごとに別の班の発表を聞きに回り、最後に取材してきた結果を「班で共有する」という発表形式です。
どの班もしっかり考えて発表資料をつくり、発表し、また、聞き取り、聞き取った内容を持ち帰って、班で結論を導き出すことができていました。
「質量保存の法則」について、自分たちで導き出すことができたすばらしい授業でした。






5月20日(月)から始まった3週間の教育実習も今日で最終日になりました。
実習の先生は、職員朝礼であいさつ。「教師になるかどうか迷っていたけど、この3週間で教師になりたいという気持ちが強くなった」と語っていた姿が印象的でした。
最後の終わりの会では、生徒への感謝の気持ちや青春は一度しかないということを熱く語っていました。
生徒たちからは、お礼の言葉とともに、一人一人が心を込めて書いたメッセージカードが渡されました。
終わりの会が終わったあと、実習の先生からサプライズが。生徒一人一人への思いをびっしりと書き綴ったカードが全員に配られたのです。
生徒たちは、うれしそうに、そして少し恥ずかしそうにカードに見入っていました。
カードを渡し終え、廊下に出た実習生に握手を求める生徒が。それまで必死でこらえていた実習生の目から大粒の涙が流れました。
実習の先生が大きな感動を味わった3週間。生徒たちの心にも大きな感動が残ったようです。
実習の先生、生徒ともに大きな刺激と成長のあった充実した3週間の教育実習になりました。
実習の先生、生徒からもらった「メッセージカード」を宝物にして、これから教師への道を歩んでほしいと思います。
3週間大変お疲れさまでした。
ありがとうございました。





