学校のようす
2025年3月11日 11時49分3月11日(火)、一雨ごとに暖かくなり、様々な植物たちが芽吹き、春の到来を感じます。校内のようすからも春の訪れを感じます。
1年生の各教科の授業では、総復習が行われています。数学科では単元別テストの返却と解説が行われ、板書を一生懸命訂正ノートに書き込むようすがありました。
2年生の理科の授業では、コイルのまわりの磁界のようすはどのようになっているのか、実際にコイルを流れる電流がつくる磁界のようすを観察していました。目には見えない「磁界」も「鉄粉の模様」や「方位磁針の向き」によって知ることができることを理解し、一生懸命ノートにまとめる姿が見られました。
3年生は、1・2時限目に歌練習を行い、3・4時限目にはクラスマッチを行っていました。3年生全員で歌う「卒業式記念合唱」。それに向けての練習は「さすが3年生」と思わされる「本気」「一生懸命」なものでした。3年部の教員も一、生徒たちが一生懸命練習する姿を見守り応援するようすがありました。
また、クラスマッチでは、学級担任も生徒に混じってドッヂボールをしたり、リレーをしたりして、全力で走り、力の限り競技し、あらん限りの声を出して、思い出を刻んでいる姿が印象的でした。
さて、今日3月11日は東日本大震災から14年目の日です。
地震や津波で亡くなった方が約1万6千人、避難先で亡くなった方を含めると約2万2千人の方が、この震災で尊い命を落とされました。また、なお行方が分からない方が2千5百人いらっしゃいます。
生徒のみなさん、この機会に、自分の身の回りで予想される災害に備え、今の自分にできることを考えて、一つでも実践してほしいと思います。
また、今一度、命の尊さについて考え直し、自分自身を大切にするとともに、自分以外の人も大切な存在だという意識と態度を改めて持ってください。
できることならば、地震発生時刻の午後2時46分に、この東日本大震災でお亡くなりになった多くの方々の御冥福を祈ってほしいと思います。