人権・同和教育参観日
2020年11月13日 16時22分本日、人権・同和教育参観日が行われました。5校時は学級活動や道徳の授業参観、6校時は人権集会が行われました。授業参観では、学年ごとに共通の題材を決めてじっくりと考る内容でした。1年生の「身の回りの問題について考えよう」では、積極的な意見交換・身の回りの問題や偏見に気付き、自分ごととして考える・話し合い活動から考えを深めて生活に生かすの3つの視点に留意した授業が行われました。
2年生の「夕やけがうつくしい」では、差別によって文字を奪われただけでなく、美しいと感じる心やにんげんらしく生きる権利も奪われている状況・主人公の生き方への共感的理解と、差別を許さず立ち向かい、解消に向けて行動しようとする態度に留意した授業が行われました。
3年生の「小春日和」では、結婚差別の現実からその不合理に憤りを感じ、差別や偏見をなくそうとする意識を高めること、差別を自分の問題として捉えて、差別解消に向けて何ができるか考えて取り組もうとする態度を育てることに視点をおいた授業が行われました。
各学年の発達段階に応じて、差別に対して真剣に向き合い、差別に気付き、許さない、そのために自分はどうすべきかを一生懸命に考えていました。この時間で身に付けた学びを、今後の生活に生かしてほしいと思います。
6時間目は、体育館で人権集会が行われました。3年生の人権委員が準備や運営をしてくれました。集会では、各学年を代表した人権標語が発表されました。人権作文では、3年生の作品が発表されました。「送信ボタン」という標題で、一人一人がじっくりと考えさせられる素晴らしい内容でした。また、シトラスリボン運動への協力の呼び掛けもありました。最後に人権委員さんの思いのこもった感想もあり、松前中全体で人権について考える良い機会となりました。今日じっくりと考えたことや思いを、「継続」させてこそ本物です。人権感覚に磨きを掛け、みんなに優しい松前中、笑顔あふれる松前中を目指して日々頑張っていきましょう。