7月13日(土)、曇り空、梅雨前線の影響か、時折雨のぱらつく天気です。
そんな中、今日も松前中学校では、部活動に励む元気な声がこだましています。
体育館では、女子バスケットボール部が、高校生との練習試合を行っていました。より高いレベルの相手と対戦することで、相手の高さや速さ、様々な戦術に触れながら、自分たちの課題を再確認していました。
同じく県総体に出場するバドミントン部は、顧問の先生のきめ細かな指導のもと、試合の一場面一場面を細かく切りとって、一人一人の課題を埋めていく練習をしていました。
武道場では、外部コーチの先生の御指導のもと、打ち込み練習が行われていました。胴着を着ての練習は見ていて心が引き締まる思いがしました。
テニスコートでは、男女のソフトテニス部が、昨日の雨で濡れたコートを整備し、一生懸命基礎練習に取り組んでいました。繰り返しの練習によって少しずつ上達していく様を見て、「反復」の大切さを強く感じました。
運動場では、サッカー部が泥だらけになりながら練習をしていました。顧問の先生の的確な指導のもと、戦術やフォーメーション、その時どう動くのが正しいのかなど、一人一人が考えながら練習している姿が印象的でした。
この他、軟式野球部と卓球部は他校に出向いて練習試合を行っています。吹奏楽部は高校に行って、合同練習を行っています。
また、午後からは、男子バスケットボール部と女子バレーボール部が練習を行います。
2日間の臨時休業日明けですが、今日も生徒も生徒も教師も一生懸命な松前中学校です。
7月12日(金)19:00から、「令和6年度 地域の子どもを守る学習会」が西公民館会議室を会場に行われました。
はじめに、松前小学校、松前中学校の取組の発表が行われました。
松前中学校は、本校の「現状と課題」、「生徒指導部の取組」「今年度と昨年度の状況」「家庭や地域へのお願い・お知らせ」などについて、生徒指導主幹が発表を行いました。中でも、「あいさつ運動や登下校指導を通して挨拶への意識が高まり、横断歩道を渡ったあとに停車してくださったドライバーさんに深々と礼をする習慣が、全校生徒に定着をしてきている」という話の際には、多くの参加者の方が大きくうなずいて聞いていただいていたのが印象的でした。
次に「考えよう!児童虐待」というテーマのDVD鑑賞が行われました。
児童虐待には「心理的虐待」「身体的虐待」「ネグレクト」「性的虐待」があることなど、大変勉強になる内容でした。
最後に、松前町教育委員会教育参与の元小学校の校長先生から、「すべての子どもの幸せを願って」と題して講話が行われました。
児童虐待が年々増加傾向にある現状やすべての子どもが「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」を持っていることなどを分かりやすく、そして優しく御講話していただきました。
筆者は、「みんな違う、親も子も」そして「子どもはどんなに幼くても、人格を持った大切な存在です」という言葉が特に心に響きました。
また、児童虐待かもしれないと思ったら、「児童相談所相談対応ダイヤル」「189(いちはやく)」に電話する義務があること、そして、電話をすると、児童相談所や警察、学校、子育て支援など、適切な関係機関につないでもらえ、子どもも親も助けることにつながるという情報も大変勉強になりました。
最後に司会進行の本校PTA会長が「今日の学びを生かして、地域の子どもを地域で守っていきましょう」という言葉で会を締めくくっていただきました。
大変有意義な学習会になりました。
我々教員も、今日の学びを生かして教育活動に邁進してまいりたいと思います。
お忙しい中、また夜遅い時間にご参加いただいたPTA本部役員さんをはじめ、保護者の方々、地域の方々、本当にありがとうございました。