授業のようす
2024年7月1日 09時36分7月1日(月)、松前町に1時45分に発表された洪水警報も4時10分には解除されました。
生徒たちは、断続的に降る雨の中元気に授業を受けています。
1年生の体育科では、テスト解答のあと、水泳の授業が行われていました。雨の中ですが、蒸し暑い中の水泳の授業はとても気持ちがよさそうでした。
理科の授業は、「金属に共通する性質は何だろう?」という課題のもと、いろいろな金属を比較して共通点と相違点を見つけていました。
2年生の国語科の授業では、「愛媛のPR~情報を収集してプレゼンにまとめよう~」という課題のもと、1人1台端末を上手に活用して発表資料を作成していました。
3年生の数学科の授業では、「面積が半径10cmの円の面積の2倍ある円をつくるには、半径を何cmにすればよいか」という課題で、1人1台端末を活用しながら、課題の解決に必死に取り組んでいました。
生徒の皆さん、夏休みまで残りわずかになりました。
徒然草に「高名の木登り」という一節があります。原文は次のとおりです。
高名の木登りと言ひし男、人をおきてて、高き木に登せてこずゑを切らせしに、いと危うく見えしほどは言ふこともなくて、降るるときに軒たけばかりになりて、
「過ちすな。心して降りよ。」
とことばをかけ侍りしを…。
これは、木登りの名人が弟子に、高い木に登らせて枝を切らせていたところ、高い場所にいるときは何の声も掛けなかったのに、ほとんど降りて地面につきかけたときに「気を付けなさい」と言ったというお話です。
そう、人間は「あと少し」になったときに、失敗をおかしやすいから気を付けなさいといういましめです。
生徒の皆さん、夏休みまで残りわずかになったこの時期だからこそ、油断をせず、もう一度ふんどしを締め直して、がんばりましょう。