人権・同和教育参観日
2025年11月19日 14時15分11月19日(水)、5・6校時に人権・同和教育参観日が行われました。
5校時には参観授業が行われました。
1年生は「違いを乗り越えて」という資料をもとに、互いの文化や習慣などを学び合い、尊重しようとする気持ちが根底にあることで、他国の人と通じ合う関係が築けることの自覚を通して、進んでっくさいりかいに努めようとする実践意欲を高めることをねらいに授業が行われました。
2年生は「ネットいじめは人権侵害」という教材を用いて、ネット上でのトラブルについて考えることを通して、他者を傷つけるような書き込みやそれらに同調してしまう人間の弱さに気付き、どのような場面であっても相手の気持ちや立場を尊重し、誰に対しても思いやりの気持ちを持って関わろうとする態度を育てることをねらいに授業が行われました。
3年生は、「全国高等学校学校統一用紙」を資料に、「社用紙」を廃止し、「全国高等学校統一用紙」が採用されるようになったことを理解し、差別を見抜く力や差別解消に向けた意欲を高めることをねらいに授業が行われました。
6校時は体育館にて、「人権集会」が行われました。
人権委員の企画・運営で行われた今日の人権集会。
「自分の家族に納得してもらって『身元調査お断りステッカー』を貼ってもらうには、どのように話をすればよいだろうか。」を学習課題に全校で話合い活動を行いました。
様々な意見が出されたあと、「世間体や世間の目を気にしているから差別はなくならない。正しいと思うことをしっかりと家族に説明し、納得して家族にステッカーを貼ってもらえる勇気を持ちたい。」などの意見が出されるなど、大変有意義な話合い活動になりました。
この人権集会を計画し、準備し、司会進行をし役割演技をするなどして、全校生徒に「差別について考えるきっかけ」を与えてくれた人権委員のみなさん、本当にありがとうございました。
差別について、「正しく知り」、「正しく考え」、「正しく行動できる」松前中学校生でありましょうね。
そして、松前中学校生から「差別解消の輪」を広げていけるような一人一人になっていきましょう。
今日はすばらしい人権・同和教育参観日になりました。
【参観授業】
【人権集会】