9月5日(木)6校時、第2回避難訓練を行いました。
今回の避難訓練は「南海トラフ巨大地震」が発生し、その後「津波警報」が発表されたことを想定して、あえて先生方にも生徒のみなさんにも伝えず、「予告なし」で行いました。
訓練開始の「警報音」を聞くやいなや生徒たちは教師の指示がなくても、机の下に素早く頭をかくし、命を守る行動がとれていました。
その後、余震が発生した想定で、2回目の警報音が鳴りました。ここでも、生徒たちはじっと机の下に身をかがめ、地震がおさまるのを待つ行動がとれていました。
さらに、「訓練、津波警報発表、先生の指示に従ってください」の放送が流れ、教師は的確に3階への避難の指示を出し、生徒たちは声一つ発さずに、3階への垂直避難を行うことができていました。
最後に校長先生から「講評」があり、常日頃から南海トラフ巨大地震が起こるものとして、「備え」をしておくことの大切さについて話がありました。
災害は、どんな災害が、いつ、どこで発生するか分かりません。
だからこそ、常日頃からの「備え」が大切になります。
「もし、火災が、理科室で3時間目にに起こったらどうしよう。」
「もし、震度6強クラスの地震が、休み時間に発生したらどうしよう。」
「もし、給食の時間に、不審者が教室に侵入してきたらどうしよう。」
常日頃から想像力を働かせ、どのように避難するかを考えておくなど、自分にできる「備え」をしておきましょう。
みんなが真剣に取り組み、実際に地震や津波が発生したときのイメージをすることができ、「南海トラフ大地震」に備えることができた大変すばらしい避難訓練になりました。
生徒のみなさん、先生方、今日は本当にびっくりしたと思います。
すばらしい行動、すばらしい指示でした。
大変おつかれさまでした。