6月30日(月)、大変暑い朝を迎えました。今日は愛媛県に「熱中症警戒アラート」が発表されています。熱中症には十分気を付けながら教育活動を行ってまいります。
今日は、多くの授業で、先週行われた1学期末テストの「テスト解答」が行われています。
赤ペンを手に間違えた箇所を訂正するようすが見られました。
2年4組の理科のテスト解答では、選択問題や記述問題の解答の仕方についての説明を聞き、一生懸命に訂正ノートにポイントをまとめる姿が見られました。
1年3組の国語科では、「文章の構成はどうしたら伝わりやすくなるのか」を学習課題に、前回の授業で選んだ商品のよさや気付いた点をカードに書いて切り取り、構成を考えていました。
3年3組の音楽科の授業では、3人ずつ前に出て、「花」のパートごとの歌のテストを行っていました。メロディにつられまいと、一生懸命に自分のパートの音程を取るようすが見られました。
生徒のみなさん、今日から1学期末テストが返ってきはじめましたね。
この時期、必ずやっておいてほしいのは今回のテストを振り返るということです。
どうしても、人間は目立つものにばかり目が行きがちです。
試合で目立つものは「勝ち負け」、テストでは「点数」です。
しかし、試合で「勝った負けた」だけで放っておいたら、次につながらないのと同じように、テストでも点数だけを見て「よかった」「悪かった」「分かっていたのに…」だけで放っておいたら決して進歩はありません。
「この問題はなぜ間違えたのか」「自分が凡ミスをするのはどういう問題が多いのか」「今回のテスト勉強に何が足りなかったのか」など、テストを自分なりに分析してみてください。
そこから、これからの勉強への糸口が見えてくるはずです。
大リーグで活躍した「イチロー」は、試合が終わった後、ロッカールームで1人グローブを磨きながらその日の一打席一打席を振り返り、自分の何がよくて何が悪かったかを考えていたそうです。
そして、自分の中で納得してから帰路についていたそうです。
「イチロー」という偉大なバッターの偉大な記録の陰には、そういう「反省」の繰り返しがあったのです。
次の照準は夏休み明けに行われる診断テスト・実力テストです。
今回のテストを生かして、がんばりましょう。
応援しています。




