令和6年度 地域の子どもを守る学習会
2024年7月12日 20時19分7月12日(金)19:00から、「令和6年度 地域の子どもを守る学習会」が西公民館会議室を会場に行われました。
はじめに、松前小学校、松前中学校の取組の発表が行われました。
松前中学校は、本校の「現状と課題」、「生徒指導部の取組」「今年度と昨年度の状況」「家庭や地域へのお願い・お知らせ」などについて、生徒指導主幹が発表を行いました。中でも、「あいさつ運動や登下校指導を通して挨拶への意識が高まり、横断歩道を渡ったあとに停車してくださったドライバーさんに深々と礼をする習慣が、全校生徒に定着をしてきている」という話の際には、多くの参加者の方が大きくうなずいて聞いていただいていたのが印象的でした。
次に「考えよう!児童虐待」というテーマのDVD鑑賞が行われました。
児童虐待には「心理的虐待」「身体的虐待」「ネグレクト」「性的虐待」があることなど、大変勉強になる内容でした。
最後に、松前町教育委員会教育参与の元小学校の校長先生から、「すべての子どもの幸せを願って」と題して講話が行われました。
児童虐待が年々増加傾向にある現状やすべての子どもが「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」を持っていることなどを分かりやすく、そして優しく御講話していただきました。
筆者は、「みんな違う、親も子も」そして「子どもはどんなに幼くても、人格を持った大切な存在です」という言葉が特に心に響きました。
また、児童虐待かもしれないと思ったら、「児童相談所相談対応ダイヤル」「189(いちはやく)」に電話する義務があること、そして、電話をすると、児童相談所や警察、学校、子育て支援など、適切な関係機関につないでもらえ、子どもも親も助けることにつながるという情報も大変勉強になりました。
最後に司会進行の本校PTA会長が「今日の学びを生かして、地域の子どもを地域で守っていきましょう」という言葉で会を締めくくっていただきました。
大変有意義な学習会になりました。
我々教員も、今日の学びを生かして教育活動に邁進してまいりたいと思います。
お忙しい中、また夜遅い時間にご参加いただいたPTA本部役員さんをはじめ、保護者の方々、地域の方々、本当にありがとうございました。